2005.06.11 (Sat) マモノ
§ [雑記][スポーツ] 阪神−日本ハム 5回戦
電波時計の力で、ライスタ7段目をゲット。天候不良に怯えながら、今期初遠征してきました(去年9月、降雨のため2回で中止となった試合以来)。
大阪市内は12時頃まで小雨が降りつ続く嫌な天気。しかし、1時15分開門の甲子園に到着する頃にはすっかり上がっておりました。球場にはいると、急ピッチでグラウンド整備が進められていて、内野にいたっては水撒き中。雨上がりとは思えないグラウンドコンディション、さすがは阪神園芸。
定刻14時プレイボール。阪神先発・能見は、ボール先行の苦しいピッチングで4回5失点KO。打つ方も、サウスポー正田の前に5回まで沈黙。それでもなんとか1点を返し、迎えた6回表、4点ビハインドで登場の3人目ハシケンが試合開始時打率.165の小谷野にソロムランを浴びると、いよいよ敗色濃厚な気配にテンションはさがりまくり。6回裏、この回2,3点返せなければ終わりか……というところで、奇跡が。
この回先頭の鳥谷から今岡までの4連打で瞬く間に2点を返すと、落ち込んでいたテンションが徐々に回復。精彩を欠いたスペンサーに変わって登場の代打・桧山の三振に始まる怒濤の4人連続代打で1点差に詰め寄ると、この回9人目の打者となる赤星の併殺崩れの間についに同点。
7回表、藤川が3凡に切って取って、その裏には気が付いたら矢野の打球がバックスクリーンに飛び込んでいて、一気に5点ばかし突き放しておりました。
8,9回はEXAが危なげなく締めて、奇跡の大逆転劇閉幕。こんな試合あるんかよ。スペンサーのしょぼい守備と能見のチキン投球のことを忘れてしまいそうなスゲー試合でした。
甲子園にはマモノがいた!