2006.11.08 (Wed) [長年日記]
§ [バイオ][デバイス][テクノロジ] 自然に学ぶバイオミミクリー
タマムシの感知器官を模した赤外線センサ、光合成の働きを応用した太陽電池などなど、自然にあるものを再現したようなデバイスを「バイオミミクリー」と呼ぶそうな。
現在のセンサやアクチュエータなんかは、生物の持つ様々な機能、動作を実現するためのものと考えられるわけで。生物に学びたくても学べなかった時代から、テクノロジーの進歩で「機能と動作」だけでなく「構造」的にも近いものが作れるようになってきているということか。最終的には「素材」まで模したデバイスができちゃうんですかね。