2006.10.25 (Wed)
§ [MEMS][デバイス][エコ][テクノロジ] Engine on a chip promises to best the battery (MIT)
MEMS技術で作製された、マイクロガスタービンエンジン。
シリコン基板6枚を貼り合わせて形成。MEMS技術で加工された基板を精度良く6枚積層するのはかなり難度が高そう。燃料は不明ですが、タービンは20000rps(普通のジェットエンジンの10倍)で回転し、最大10Wの出力が得られるそうな。こんなちっこいエンジンが携帯電話とかモバイル機器内で動いているのを想像すると、グッとくるものがありますね。
§ [デバイス][自然][テクノロジ] USB sensor to battle houseplant death (CNET.co.uk)
鉢植えの植物を死なせないために。IT農業ってやつですか?
PlantSense社が発売する長さ254mmのスティック型センサは、光量、湿度、土の成分等々植物を育成するために必要な様々な情報を収集することが出来るとのこと。USBでPCに接続し専用のwebサイトにデータを送信すると、データを元に育成のアドバイスを頂けるようです。約50ドル(1年間のサイトアクセス権付き)で2007年秋発売予定だそうな。家庭菜園、というか鉢植えのためにここまで必要か? という気はしますけど、アンケートでは80%に上る人が「欲しい」との回答だったようで。
このスティック形状&USB使用だと一般的な農業形態では使えないのが残念。これが、μチップくらいの大きさで無線通信可能となれば農場にばらまいて使えると思うので大きな需要がでてきそう。