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やすみたい


2006.10.11 (Wed)

§ [雑記][ネット][web][メモ] 無断リンク禁止といわれても

 1.情報はwebにあがった時点で「全世界から参照*1可能な情報」となる。というか、可能とするための仕組みがwebというもの。

 2.「リンク」はあくまで「どこに(どんな)情報があるのか」を示す(参照する)ためのweb上での表現形態の一つである。

 3.情報は自由に参照できるものである。

 以上を顧みれば、「(無断)リンク禁止」というwebのコンセプトを否定するような主張が受入れられるはずがないんですよね。

 そもそも「無断リンク禁止」を叫ぶ人は「リンク」というより「(意図していない形で)見られること」が嫌、てな人がほとんどじゃないですか? これについては、技術的に可能なんだからそれで対処すればよいのに。モラルとかマナーに訴えるのも結構ですが、大事なものは大事にしまう。それだけのことじゃないでしょうか。

 個人的には、web=図書館、サーバー=書架、サイト=本(書物)みたいなイメージです。まあ、本に鍵を掛ける、とかイメージしにくいけど。

*1  「参照」の方法としてはポインタを示すだけだったり、「引用」だったり「転載」だったりがあると思いますが、ここでは「リンク」に相当する「ポインタを示す」という意味で使っています。